令和元年9月25日(水)から27日(金)に福井大学文京キャンパス(福井県福井市)で開催された第68回高分子討論会において、鈴木章泰工学部教授が2019年度高分子学会三菱ケミカル賞を受賞しました。
本賞は、高分子科学に基礎をおき、技術、産業に寄与する独創的かつ優れた研究業績を挙げた研究者に授与されます。
受賞題目は「炭酸ガスレーザー超音速延伸法によるナノファイバーの創製」です。炭酸ガスレーザーを用いた新規なナノファイバー作製法を確立し、ナノファイバー化のメカニズムを明らかにし、さらに、本方法が実用化可能であることを示したことが高く評価されての受賞となりました。
受賞した鈴木教授は、「共に研究を進めた多くの学生諸君に心より感謝します。今後は、この研究成果を社会に還元するために、研究をさらに発展させたいと思います」とコメントしています。