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修士課程1年の相澤朋弥さんが「第37回エレクトロセラミックス研究討論会 研究奨励賞」を受賞

 
 

 

 平成29年10月12日(木)から13日(金)、ユニオンビル(神奈川県川崎市)にて開催された「第37回エレクトロセラミックス研究討論会」において、修士課程1年応用化学コース(指導教員:和田智志教授)の相澤朋弥さんが同会の「研究奨励賞」を受賞しました。

IMG_6392.jpgのサムネイル画像

本賞は、優秀な発表を行った若手研究者に授与され、その功績を称えるとともに研究の発展を奨励するものです。

受賞対象となった研究題目は「BiFeO3系圧電セラミックスの焼結条件の検討とその電気特性評価」で、非鉛圧電材料の代表例であるBiFeO3系圧電セラミックスの焼結時に問題となるビスマス揮発を、本研究では粒径の大きな粒子を用いることや低温、短時間で焼結の行えるSPS(Spark Plasma Sintering)法を用いることで抑制し、圧電特性を改善することに成功しました。今後はさらなる改善を進めていくことで実用化が期待されています。

受賞した相澤さんは、「この度はエレクトロセラミックス研究奨励賞を受賞することができ、大変光栄に思います。ご指導していただいた和田智志教授、上野慎太郎准教授、藤井一郎助教授をはじめ研究に協力していただいた多くの方々に心より感謝を申し上げます。今後もこの賞を励みに日々精進していきます。」と述べています。