月別情報一覧

2024年 [3]
2023年 [9]
2022年 [11]
2021年 [14]
2020年 [5]
2019年 [12]
2018年 [13]
2017年 [12]
2016年 [7]
2015年 [15]
2014年 [9]
2013年 [5]
2012年 [12]
2011年 [3]
2010年 [1]

2017年10月情報一覧

 
 

 

写真(工藤一希).jpgのサムネイル画像

 平成29年9月5日(火)から8日(金)、福岡国際会議場(福岡県福岡市)で開催された第78回応用物理学会秋季学術講演会において、大学院修士課程1年(工学専攻応用化学コース)の工藤一希さん(指導教員:奥崎秀典教授)が「第42回応用物理学会講演奨励賞」の表彰を受け、同学会にて受賞講演を行いました。

 本賞は、優秀な発表を行った若手研究者に授与され、その功績を称えるとともにさらなる研究の発展を奨励するもので、平成29年3月14日(火)から17日(金)、パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で開催された第64回応用物理学会春季学術講演会において、申請があった746件の発表者の中から38名が受賞しました。

 受賞テーマは「新規自己ドープ型導電性高分子の合成と電気特性」で、溶媒に完全に溶解する自己ドープ型導電性高分子を合成するとともに、これまで困難だった高導電化に初めて成功しました。研究の新規性や成果のインパクト、質疑応答の内容が評価されての受賞となりました。

 受賞した工藤さんは、「この度はこのような名誉ある賞をいただき大変光栄です。指導教員である奥崎教授をはじめ、共に研究を進め切磋琢磨してきた研究室のメンバーには深く感謝しています。この賞を励みとして今後はより一層の努力を重ね研究に取り組んでいきます。」と述べています。

 
 

 

 平成29年10月12日(木)から13日(金)、ユニオンビル(神奈川県川崎市)にて開催された「第37回エレクトロセラミックス研究討論会」において、修士課程1年応用化学コース(指導教員:和田智志教授)の相澤朋弥さんが同会の「研究奨励賞」を受賞しました。

IMG_6392.jpgのサムネイル画像

本賞は、優秀な発表を行った若手研究者に授与され、その功績を称えるとともに研究の発展を奨励するものです。

受賞対象となった研究題目は「BiFeO3系圧電セラミックスの焼結条件の検討とその電気特性評価」で、非鉛圧電材料の代表例であるBiFeO3系圧電セラミックスの焼結時に問題となるビスマス揮発を、本研究では粒径の大きな粒子を用いることや低温、短時間で焼結の行えるSPS(Spark Plasma Sintering)法を用いることで抑制し、圧電特性を改善することに成功しました。今後はさらなる改善を進めていくことで実用化が期待されています。

受賞した相澤さんは、「この度はエレクトロセラミックス研究奨励賞を受賞することができ、大変光栄に思います。ご指導していただいた和田智志教授、上野慎太郎准教授、藤井一郎助教授をはじめ研究に協力していただいた多くの方々に心より感謝を申し上げます。今後もこの賞を励みに日々精進していきます。」と述べています。

 

IMG_6395.jpgのサムネイル画像

 平成29年10月12日(木)から13日(金)、ユニオンビル(神奈川県川崎市)にて開催された「第37回エレクトロセラミックス研究討論会」において、工学部応用化学科の上野慎太郎准教授が同会の「優秀賞」を受賞しました。

本賞は同会で特に優秀な研究発表を行った若手研究者に授与され、その功績を称えるものです。

受賞対象となった研究題目は「導電体/絶縁体複合キャパシタの微構造と誘電特性」で、本発表では従来のセラミックキャパシタの大容量化を目的とした、卑金属と絶縁体、或いは導電性酸化物と絶縁体から構成される粒界絶縁型複合セラミックキャパシタの低温作製に成功したことと、構造の微細化と均一化により電気特性の大幅な改善を達成した成果について報告を行いました。

 

受賞した上野准教授は、「この度は、こうした産業の要である電子材料について討論する場において、優秀賞を頂戴することができ大変光栄に存じます。今後はより一層新材料の開発に力を入れ、産業界そして科学の発展へと貢献していきたいと思っております。また、本研究は多くの方々のご支援のもとに行われました。関係者の皆様にはこの場をお借り致しまして御礼申し上げます。」と述べています。

1日体験化学教室 募集人数とテーマ

一日体験化学教室

 

 平成29年12月16日(土)に一日体験化学教室を開催します。テーマと募集人数、応募方法については左のリンク(またはトップページのバナー)先をご覧ください。