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工学専攻応用化学コース修士課程2年の斉藤聖さんが「日本セラミックス協会第35回秋季シンポジウム特定セッション「誘電材料の最前線」ポスター発表にて「優秀賞」を受賞

令和4年9月14日(水)から16日(金)に、徳島大学(徳島県徳島市)にてハイブリット形式で開催された「日本セラミックス協会第35回秋季シンポジウム」において、工学専攻応用化学コース修士課程2年の斉藤聖さん(指導教員:上野慎太郎准教授)が、同会の特定セッション「誘電材料の最前線 ~持続可能な社会に向けた高機能材料の創出と応用~」のポスター発表にて「優秀賞」を受賞しました。本賞は優秀なポスター発表を行った学生に授与され、その功績を称えるとともに研究の更なる発展を奨励するものです。

受賞対象となった研究題目は「フラックス法による高結晶性マイクロ波誘電体Mg2SiO4板状結晶の合成」で、損失が非常に小さなマイクロ波誘電体として知られるMg2SiO4の合成温度を従来の約半分の550℃に低下させ、かつ結晶性が高くマイクロメートルサイズの板状結晶が得られる合成法を確立した成果について報告しました。この手法の確立により高性能の大容量高速通信用マイクロ波誘電デバイス等の開発に繋がることが期待されます。

受賞した斉藤さんは、「この度は優秀賞を受賞することができ、大変光栄に思います。ご指導していただいた上野慎太郎准教授、和田智志教授、藤井一郎准教授をはじめ、本研究にご協力いただいた共同研究先のご関係者の皆様に深く御礼申し上げます。今後もこの賞を励みに研究活動に邁進したいと思います。」と述べています。

 

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