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応用化学専攻1年の松村泰悠さんがヨウ素学会シンポジウムでポスター賞を受賞

大学院修士課程応用化学専攻1年の松村泰悠さん(指導教員:宮嶋尚哉准教授)が、平成24年9月11日(火)に千葉大学けやき会館で開催された第15回ヨウ素学会シンポジウムにおいて、ポスター賞(発表42件中3件が受賞)に選ばれました。
   受賞テーマは、「ヨウ素不融化によりヨウ化物塩が鋳型源となる新規ポーラスカーボンの調製法」です。汎用のセルロース原料をヨウ素と作用させることで水溶性のヨウ化物塩を生成させ、その水洗除去痕を細孔に転換する新たな活性炭の調製方法を提示しました。原料に含まれる金属種やその量を変えることで、より緻密な細孔制御が可能になると期待されます。また、従来の賦活法に比べ原料の炭素損失が抑えられることから、得られる活性炭の炭素化収率が高いことも特徴的です。 

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