2013年9月情報一覧
大学院修士課程応用化学専攻1年の谷川諒さん(指導教員:奥崎秀典准教授)が、8月26日(月)~30日(金)に韓国の済州島で開催された国際会議The 7th World Congress on Biomimetics, Artificial Muscles and Nano-Bio(BAMN2013)において、ベストペーパーアワードを受賞しました。この賞は、優秀発表者に対する研究奨励として贈呈され、本会中のポスター発表者220名のうち21名が受賞しました。
谷川さんが受賞した発表題目は「Ionic Liquid/Polyurethane Gel Actuators」で、イオン液体を含んだポリウレタンゲルと伸縮性の導電性高分子電極を組み合わせることで、高速応答可能なソフトアクチュエータの開発に成功しました。研究の新規性や成果のインパクト、質疑応答の内容が評価されての受賞となりました。
受賞した谷川さんは、「海外での学会発表は初めてでしたが、このようなすばらしい賞をいただき大変光栄です。奥崎先生をはじめ研究室の方々に感謝しています。今回の受賞を励みに、今後もさらに研究を頑張りたいと思います」と話しています。