平成30年9月28日(金)、甲府キャンパスにおいて、平成12年にノーベル化学賞を受賞した白川英樹 筑波大学名誉教授をお招きし、応用化学科有機ロボティクス講座(指導教員:奥崎秀典 教授)主催の導電性高分子研究会を開催しました。
導電性高分子とは、白川教授が発見した電気を通すプラスチックを指し、帯電防止材や有機ELディスプレイ、固体電解コンデンサなどに広く利用されており、タッチパネルや太陽電池などの透明電極、センサー、アクチュエータとしても期待されています。
研究会では、最先端の新規自己ドープ型導電性高分子に関する研究紹介を行いました。その後、「教材用デモンストレーション実験」と題し学生が導電性高分子に関わる実験を披露し、導電性高分子研究の面白さを効果的に伝える教材の開発について議論が交わされました。
研究会では終始活発な意見交換が行われ、学生は同分野の第一人者である白川名誉教授の見識に触れるなど、有意義な研究会となりました。
導電性高分子研究会の様子