令和7年12月8日(月)に工学部において日本化学会関東支部山梨地区講演会を開催しました。同講演会は毎年、日本化学会関東支部主催として本学において12月初旬に開催されます。今年度は2名の講師をお招きし、主に応用化学科の学生に向けて講演頂きました。
■講師・演題
- 齋藤 典生 様 (山梨大学)
『物質創成の面白さ:光機能性ナノ材料が秘める「構造と機能」を解き明かす』
- 小口 真弘 様(堀場製作所)
『分光技術で世界を測る:大学研究を源流とした企業開発と装置価値拡大・深化』
参加者からは「高純度有用材料の合成過程で生じる廃棄物から別の有用材料を合成する着想は興味深く、無機化学の基礎が大切であることがよく理解できた。」「現場で生じる様々な課題を解決して行う装置開発には相談と連携が大切であり、多岐にわたる分野で分光装置が活躍していることを改めて認識した。」「学生時代の学びを通してモチベーションを高く持って研究開発に取り組まれる姿勢に感動した。」等の感想が寄せられ、有意義な会となりました。
ご講演の様子(齋藤様)
ご講演の様子(小口様)